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柳井正財団・笹川奨学金|応募受付開始で相談が殺到中。合格する人の準備法と、いま絶対にやってはいけない5つの行動
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柳井正財団・笹川奨学金|応募受付開始で相談が殺到中。合格する人の準備法と、いま絶対にやってはいけない5つの行動
こんにちは、アルファ・アドバイザーズCOO、αジーニアスの坂下絵美です。
今週、柳井正財団(第11期・予約型)と笹川奨学金(2026年度)の応募受付が、ついに始まりました。柳井は2026年7月16日〜8月10日16:00、笹川は2026年7月17日〜8月17日正午。つまり、いまこの記事を読んでいるあなたに残された時間は、1ヶ月弱です。
そして案の定、アルファには相談が殺到しています。海外大学進学の相談は年間を通して多いのですが、この時期は本当にすごい。1日に何件も、切実な相談が届きます。
今日は、実際に多い相談パターンと、この二大奨学金に受かる人と落ちる人の決定的な違い、そして応募直前のいま絶対にやってはいけない5つの行動を、すべてお話しします。奨学金対策の「決定版」として読んでください。
いま、こんな相談が殺到しています
守秘義務があるので詳細は変えていますが、典型的な相談を5つ紹介します。あなた自身、あるいはお子さんに当てはまるものがあるはずです。
相談1:高3・エッセイがまだ白紙
「柳井の締切が8月10日なのは知っています。でも日本語エッセイ3本、何を書けばいいのか分からず、1文字も書けていません。学校の先生に聞いても『自由に書けばいい』としか言われません」
相談2:保護者・所得基準の壁
「柳井の予約型は家計支持者の所得2,700万円以下と知り、うちは対象外だと分かりました。娘の海外進学はもう諦めるしかないのでしょうか」いいえ、諦める必要はありません。笹川奨学金には所得制限がありません。学校選びから一緒にやっていきましょう。また奨学金がなければ海外大学に行けない、、とおもうとお子さんが自分を思い切りだすエッセイをかけない、落ちたらどうしようと守りに入ってしまうこともあります。そこはアルファにお任せいただき、お子さんの良さ、強み、お子さんが何を考えてきて、将来にどうつながるか、世界に唯一の圧勝エッセイにしていきましょう
相談3:CS志望・出願校リストの迷い
「Georgia TechやUIUCに行きたいです。この場合、柳井と笹川、どちらに出すべきですか?両方出せますか?」鋭い質問です。CS系トップ州立6校は柳井にしかありません。ここを知らずにリストを組むと、合格しても1円も出ない事態が起こります。
相談4:帰国子女・スコアはあるのに書けない
「TOEFL110、SAT1500。スコアは足りています。でもエッセイで『自分が何者か』を書けと言われると、何も出てきません。合格者のエッセイを読んで参考にしようと思っています」ちょっと待ってください!それ、一番危険な行動です(後述します)。
相談5:昨年不合格・再挑戦組
「昨年、自己流で応募して落ちました。今年は入学を1年遅らせてでも再応募します。今度こそ、と思っています」
「落ちてから来る人」が、本当に多い
相談5のような方が、毎年たくさんいらっしゃいます。奨学金は倍率が高く、優秀な人でも普通に落ちます。だから落ちたこと自体は恥ずかしいことではありません。再挑戦のためにギャップイヤーを取り、翌年の入学に切り替えて再応募する——その覚悟は立派です。
でも、私は正直に言いたい。
落ちる前に、来てほしかった。
再挑戦組の応募書類を見せてもらうと、ほぼ全員に共通する敗因があります。エッセイが「立派な優等生の作文」になっていて、その人自身がどこにもいないのです。本人は全力で書いた。学校の先生にも見てもらった。でも、選考する側の視点がまるごと抜けている。財団が何万人の応募者の中から「この子に投資したい」と思う書類とは何か——その設計図を知らないまま、感覚で書いてしまっている。
1年という時間は、あまりに大きい。いま準備中の書類があるなら、出す前に一度、プロの目を通してください。「これで出して大丈夫か」を確認してから出す。それだけで結果は変わります。
なぜ、自分ひとりでは受からないのか——「受かろうとするほど落ちる」脳の仕組み
ここで、脳科学の観点から重要なことをお伝えします。私は東京大学薬学系研究科(池谷研究室)で脳の研究をしていましたが、奨学金エッセイで落ちる人の書類には、明確な脳のパターンが現れています。
それが「正解依存脳」です。
日本の教育で育った優秀な子ほど、「正解を探して、それに合わせる」ことで成功体験を積んできています。テストには正解がある。受験にも正解がある。だから奨学金エッセイにも「正解」があるはずだ——そう思って、合格者の型を探し、財団が好みそうな内容を推測し、それに自分を寄せていく。
でも、柳井正財団や笹川奨学金の選考は、その真逆です。何万人の「正解っぽい作文」の中から、本物の一人を探している。あなたが正解に寄せれば寄せるほど、あなたの書類は他の何千人と同じになり、埋もれます。
受かろうとするほど、正解探しに走り、正解探しに走るほど、落ちる。この構造に、本人はひとりでは絶対に気づけません。なぜなら、正解探しはあなたの脳にとって18年間の「成功パターン」だからです。成功パターンを自分で疑うことは、脳の仕組み上、極めて難しい。だから外部の目——選考側の視点と、あなた自身も気づいていないあなたの価値を引き出せる目——が必要なのです。
応募直前のいま、絶対にやってはいけない5つの行動
その上で、締切までの1ヶ月で受験生が陥りやすい危険な行動を5つ挙げます。ひとつでも当てはまったら、いますぐやめてください。
1. 合格者のエッセイを読み込む
一番多くて、一番危険です。合格エッセイを読んだ瞬間、あなたの脳はそれを「正解のテンプレート」として保存します。以降、あなたが書くものは無意識にその劣化コピーになる。選考委員は毎年何千本も読むプロです。「どこかで見た構成」は一瞬で見抜かれます。参考にすべきは他人の答えではなく、あなた自身の経験の掘り起こし方です。
2. 生成AIにエッセイを書かせる
笹川奨学金は応募書類作成における生成AIの使用を明確に禁止しています。そして選考側は、AIが書いた文章の「体温のなさ」を見抜きます。バレたら終わり、バレなくても受からない。最悪の一手です。
3. スコア対策を優先してエッセイを後回しにする
「TOEFLをあと5点上げてから」と言っているうちに締切が来ます。この段階でスコアが基準付近にあるなら、合否を分けるのはエッセイです。優先順位を間違えないでください。
4. ランキングだけで出願校リストを組む
両財団とも指定校リストがあり、リスト外の大学に進学した場合は1円も支給されません。US Newsの順位だけでリストを組んで、進学先が対象外だった——毎年起こる悲劇です。出願校選びは、奨学金の指定校リストから逆算するのが鉄則です。
5. 学校推薦・推薦者への依頼を後回しにする
柳井の予約型は在籍高校からの推薦が必要です。夏休みに入ると先生がつかまらない。「締切3日前に推薦をお願いして間に合わなかった」という相談を、私は何度も受けています。今日、依頼してください。
出願校選びこそ、奨学金戦略のすべて
これから応募する人に、もうひとつ大事なことを。
柳井と笹川の指定校を突き合わせると、両方に共通する大学が45校あります。ハーバードやスタンフォードだけではありません。アマースト、ウィリアムズ、ポモナといったリベラルアーツカレッジ(LAC)が17校も共通で入っています。
日本ではまだ知名度が低いですが、LACは少人数教育で教授との距離が近く、大学院進学や米国就職への実績も抜群の「知る人ぞ知る超名門」です。アイビーリーグしか見えていない受験生は、この選択肢を丸ごと見落としています。逆に、CS・工学志望ならGeorgia TechやUIUCなど柳井独自の6校が効きますし、LSE志望なら柳井一択です。
そして出願校選びは、大学合格がゴールではありません。その大学から、どのキャリアに繋がるのか。アルファは18年間、海外大学進学だけでなく、ボストンキャリアフォーラムでの就活、外資系投資銀行・コンサル・MBAまで、キャリアの出口まで一気通貫で見てきました。「入れる大学」ではなく「人生が開ける大学」からリストを組める——ここが、進学だけを見ている塾や予備校との決定的な違いです。
予約型に挑む方へ:選抜制で特別にお受けします
本来、アルファの海外大学サポートは、アルファで継続的にサポートしているクライアントの方に限定しています。エッセイ指導は片手間でできるものではなく、一人ひとりに深く入り込むからです。
ただ、今年は柳井予約型・笹川の応募が今まさに開いており、「あと1ヶ月で書類を仕上げなければならないのに、誰にも見てもらえない」という切実な相談があまりに多い。そこで今回に限り、柳井正財団・予約型/笹川奨学金への応募を本気で目指す方を、選抜制で特別にお受けします。
選抜制としたのは、締切までの時間が限られており、全員をお受けすることが物理的に不可能だからです。現時点のスコア、志望校、エッセイの進捗状況を拝見し、締切までに合格水準まで引き上げられると判断した方から順にお受けします。迷っている時間が、一番もったいない。
アルファでサポートを受けた皆さんの声
最後に、これまで海外大学・奨学金のサポートを受けた方々の感想を紹介します。
「合格者のエッセイを真似するのをやめて、自分の経験をゼロから掘り起こす作業に切り替えたら、書きながら涙が出ました。あれが本当の志望理由だったんだと思います。財団の面接でも、自分の言葉で話せました」(米国LAC進学・奨学生)
「息子は『どうせ書くことがない』と言っていたのに、セッションのあと別人のように書き始めました。親が18年間知らなかった息子の考えが、エッセイに書かれていて驚きました」(保護者)
「出願校リストを指定校から逆算して組み直してもらったおかげで、進学先が支給対象外になるリスクにギリギリで気づけました。あのままだったらと思うとぞっとします」(米国州立大進学)
「昨年は自己流で落ちました。今年はエッセイの設計から伴走してもらい、同じ自分の経験なのに、まったく違う書類になりました。1年前にお願いしていればと、それだけが悔しいです」(再挑戦・奨学金内定)
締切は目前です。柳井は8月10日、笹川は8月17日。この夏の1ヶ月が、5,000万円の奨学金と、その先の人生を決めます。落ちてから来るのではなく、出す前に来てください。
著者プロフィール:坂下絵美(さかした えみ)
アルファ・アドバイザーズCOO。女子学院を経て東京大学理科二類に現役合格。東京大学大学院薬学系研究科(池谷研究室)で脳科学(海馬研究)に従事した後、コロンビア大学教育大学院で臨床心理学を学ぶ。日本最強の勉強・受験・キャリアアドバイザーとして、アルファジーニアスにて小中高生の海外大学進学・SAT/TOEFL対策・出願戦略・奨学金エッセイを指導。
アルファ・アドバイザーズは18年間で累計8万名以上のクライアントを支援し、ハーバード、スタンフォード、オックスフォードをはじめとする世界トップ大学、ゴールドマン・サックス、マッキンゼーなどへの合格・内定実績を誇ります。