早稲田大学は、教育の多様性と包括性を強調し続けてきたにもかかわらず、2025年度以降の帰国生入試の募集を次々と停止することを発表し、帰国生入試の終焉が見え始めてきました。

法学部の帰国生入試募集停止

2023年4月12日、早稲田大学法学部は公式サイトで、2025年度以降の帰国生入試の募集を停止することを発表しました。これにより、2024年度入試（2024年4月入学者募集）が法学部の帰国生入試の最後の募集となります。

商学部も帰国生入試募集を停止

同様に、商学部も2022年12月23日に公式サイトで、2025年度以降の帰国生入試の募集を停止することを告知しました。商学部も法学部と同じく、2024年度入試が最後の帰国生入試の募集となると発表されています。

現状と今後の見通し

これらの発表を受けて、早稲田大学の帰国生入試で2024年度に残っているのは法学部、教育学部、商学部の3学部のみとなりました。しかしこのうち、商学部はすでに2024年度を最後に募集を停止することを発表しており、今回の法学部の発表により、まだ募集停止を発表していないのは教育学部のみとなりました。

#その他の学部では以下の通り、帰国生入試の募集停止が既に発表されています：

政治経済学部：2015年度以降募集停止
文化構想学部：2021年度以降募集停止
文学部：2021年度以降募集停止
基幹理工学部：2024年度以降募集停止
創造理工学部：2024年度以降募集停止
先進理工学部：2024年度以降募集停止
社会科学部：2019年度以降募集停止
人間科学部：2021年度以降募集停止
スポーツ科学部：2021年度以降募集停止

まとめ

帰国生入試の募集停止は、早稲田大学がグローバルな視野を持つ学生を引き続き獲得するための新たな措置を模索している可能性を示しています。帰国生学生は、通常の入学試験や他の入学制度を通じて引き続き早稲田大学に入学する機会があります。今後の動向に注目が集まります。

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