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【MBAよくあるご質問】MBAの平均学費はいくらですか？
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回答
MBAの平均学費は、国や地域、学校の評判、プログラムの種類によって大きく異なります。
⚫︎米国：米国のトップ校（ハーバード、スタンフォード、ウォートンなど）の2年制フルタイムMBAの学費は、2年間で約12万〜15万米ドル（約1,300万〜1,600万円）です。一方、州立大学や地方の大学では、2年間で約5万〜8万米ドル（約540万〜870万円）程度です。
⚫︎欧州：欧州のトップ校（INSEADフランス、London Business Schoolなど）の学費は、1年制プログラムで約7万〜9万ユーロ（約850万〜1,100万円）、2年制プログラムで約12万〜15万ユーロ（約1,500万〜1,800万円）です。
⚫︎日本：日本の有名大学（一橋大学、京都大学、早稲田大学など）のMBAの学費は、2年間で約200万〜400万円程度です。
オンラインMBAは一般的にフルタイムMBAよりも学費が安く、米国のトップ校でも2年間で約5万〜8万米ドル（約540万〜870万円）程度です。
ただし、これらは平均的な学費であり、奨学金や助成金などを利用することで、実際の費用負担は減額される可能性があります。
※ドル円レート150円で換算
奨学金について
スカラシップ
日本語訳すると「奨学金」ですが、日本人がよくイメージする奨学金と違い、海外のスカラシップは返済不要のものを指します。返済の必要があるものはローンと言います。この奨学金は、学生の経済的な必要性に応じて給与される「ニーズ・ベース」と、学生の能力に基づいて給与される「メリット・ベース」に大別されます。
メリット型奨学金
メリット型奨学金（Merit-based Scholarship）とは、勉学にすぐれた学生や、スポーツ・芸術の分野に卓越した学生に与えられるものです。 学業や職務経験に秀でた申請者に対し、大学が経済的支援を提供するのがメリットベースの特徴です。
ボランティアなどですぐれたリーダーシップを発揮した学生が対象となるケースもあります。 支給される額は、1,000ドルから20,000ドルまでさまざまです。
たとえば、ハーバードビジネススクールやスタンフォードビジネススクールなどのトップMBAでは、メリットに基づいた奨学金制度が整備されています。優秀な志願者の経済的負担を軽減し、世界最高峰のMBAプログラムへの入学を後押しするのが狙いです。
ニード・ベース奨学金
ニード・ベースの奨学金は、手持ちの資金や収入では学費がまかなえない場合に学校側から与えられるものです。MBA出願者の家計状況を考慮して支給されるため、留学費用を原因にMBA進学を諦めるケースを減らす目的があります。
このタイプの奨学金は、MBA出願者の家族収入や資産、ローン返済能力などを審査し、必要度に応じて支給額が決まります。経済的に恵まれない学生の門戸を広げ、MBA教育の機会均等化を目指しているのがニードベースの狙いです。主な支給対象はアメリカ市民やアメリカ永住者であることも多いです。
日本からMBAや留学生向け行く人向けの奨学金プログラムは以下のようなものがあります。
・フルブライト奨学金
・伊藤国際教育交流財団奨学金
・中島記念国際交流財団 日本人海外留学奨学生
・平和中島財団 日本人留学生奨学生
・国際ロータリー財団 ロータリー奨学金 (Rotary Global Scholarship)
・日本学生支援機構（JASSO）海外留学支援制度
・一般社団法人CWAJ 海外留学大学院女子奨学金
・神山財団奨学金
・本庄国際奨学金
・IELTS奨学金
・UNIQLO HBS Fellowship
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