MBAへの志望動機の書き方 - 長期ゴールから導く説得力

①長期ゴールを作る
MBAへの志望動機を説得力あるものにするには、まず自身の長期的なキャリアゴールを明確にすることが重要です。なぜMBAを目指すのか、その先のキャリアビジョンはどのようなものなのか。徹底的に自己分析を行い、実現したいミッションを精査する必要があります。

したがって、いきなり学校の調査から開始するのではなく、まずは自己分析・自分のキャリアについての棚卸しから始めましょう。

そのうえで、その長期ゴールを達成するためのキャリアパスを検討しましょう。
投資銀行、商社、コンサルティング、IT企業など、様々な業界やキャリアが考えられます。重要なのは、自身の長期ゴールに最も合致したキャリアを見極めることです。そのために必要なスキルを明確にし、それを最も効果的に身につけられるMBAプログラムを選ぶことが肝心です。

ここで注意したいポイントは、ブランド校にのみ目を向けるのではなく、自身のキャリアビジョンに合致したカリキュラムやサポート体制、就職実績を持つMBAを見極めることです。
せっかく優秀な人なのに、自分のキャリアに合わない学校に行ってしまい、結果的に希望していた企業・業界に入れなかった、という人も多いです。MBA就活・Post MBAを考えて学校選びを行うことで、そのようなミスマッチは防げますし、志望理由にも説得力が増すはずです。

長期ゴールから逆算して考えることが、説得力のある志望動機を作るファーストステップです。

②徹底的な学校リサーチ
次に、志望するMBAプログラムについて、徹底的なリサーチを行うことが重要です。
まずはWebサイトをくまなく調査し、カリキュラムの特色、卒業生の就職実績、クラスサイズ、学校のカルチャーなど、細部にわたる情報を収集しましょう。

さらに、キャンパスビジットやOB/OG訪問、イベント参加などを通じて1次情報を収集することをおすすめします。
単なるWebの情報だけでは不十分で、学校の雰囲気や在校生の生の声を直接聞くことが、志望理由をより説得力あるものにするのです。

一般的な情報ではなく、自身の調査に基づいた独自の見解を示すことで、MBAプログラムに対する深い理解と、真剣な志望意欲を伝えることができます。リサーチ力の高さは、出願者の優秀さを示すポイントにもなるのです。
このように、MBAへの志望動機は、長期キャリアゴールの明確化と、学校リサーチの両面から構築することが重要です。自分らしい説得力ある志望理由を作り上げることで、合格への大きな武器となるはずです。

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