20個の大学院留学の不安を解消！

大学生の方であれば、留学していないと商社や外資企業には入れなくなっていることをひしひしと感じていると思います。実際にアルファにも、海外大学院留学のご相談をいただくことが多いです。

一方で、留学費用や英語力、GPAが低い、などの問題によって、留学を躊躇する人が一定数いるのも事実です。そこで海外大学院への留学を考えている方の不安や疑問について、一つひとつ解説していきます。

海外大学院留学“２０大不安”

【Q1: 留学費用が心配です。お金がないのですが...】
A: 実は、ほとんどの人は自己資金だけでは留学していません。例えば日本学生支援機構からは最大450万円の支援を受けることができ、その他の奨学金制度も多数あります。基本的な考え方は「借りて留学し、卒業後に働きながら返済する」というものです。これは一般的な方法なので、資金面で悩みすぎる必要はありません。

さらに学校によっては返済不要の奨学金を提供しているところもありますので、自己資金が手元になくても十分留学することは可能です。

【Q2: 英語力が不安です。留学は可能でしょうか？】
A: 英語は「留学してから身につく」というのが実態です。渡航後3ヶ月程度でコミュニケーションが取れるようになり、半年で不安がなくなり、1年でスムーズに話せるようになるのが一般的です。企業側も、留学終了時には英語力が身についているという前提で採用を行っています。

【Q3: テスト対策（TOEFL/GMAT/GRE）はどうすればいいですか？】
A: 最近はGMATやTOEFLを受験する必要がない学校も増えています。多くの場合、IELTSやDuolingoなど、より取り組みやすいテストで対応可能です。テスト対策は半年程度で十分で、それ以上の時間をかける必要はありません。むしろ、エッセイや面接の準備により多くの時間を使うことをお勧めします。

【Q4: GPAや学歴が低いのですが、トップ大学に行けますか？】
A: GPAについては、日米でGPAの算出方法が異なり、再評価により1ポイント程度上がることもあります。また、高卒や専門学校卒の方でも海外大学院に合格されているケースがあります。適切な戦略があれば、学歴に関係なくチャンスはあります。

【Q5: 大学・専攻の選び方を教えてください】
A: まずは長期的なキャリアゴールを設定することが重要です。「どんな仕事につきたいか」「どのくらい稼ぎたいか」という目標から逆算して大学を選ぶべきです。例えば投資銀行を目指すなら金融系プログラム、テック企業を目指すならコンピューターサイエンスというように、目標に応じて最適な選択が変わってきます。

【Q6: 推薦状は誰に頼めばいいですか？】
A: 志望校の出身者である教授やインターン／バイト先の上司からの推薦が最も効果的です。ただし、最も重要なのは「あなたのことをよく知っている人」からの推薦です。形式的な推薦状よりも、具体的なエピソードを含む推薦状の方が評価は高くなります。

【Q7: エッセイはどのように書けばいいですか？】
A: エッセイは出願書類の中で最も重要な要素の一つです。単なる経歴の羅列ではなく、なぜその学校で学びたいのか、長期的なキャリアゴールは何かを論理的に説明する必要があります。「感動して涙が出るような」印象的なエッセイを目指しましょう。

【Q8: 英語面接が心配です】
A: 英語面接で最も重要なのは、実は英語力ではなく「内容」です。まずは日本語で話す内容をしっかり準備し、それを英語に置き換えていく方法が効果的です。面接での質問はある程度パターン化されているので、準備をすれば十分対応可能です。

【Q9: 出願準備期間はどのくらい必要ですか？】
A: 効率的に進めれば半年から1年程度で十分です。特に、テスト対策に必要以上の時間をかけすぎないことが重要です。長期ゴールを明確にし、それに基づいて戦略的に準備を進めることで、短期間での出願も可能です。

【Q10: 治安は大丈夫ですか？住む場所はどうしたらいいですか？】
A: 学生の多い地域は比較的治安が良好であることが多いです。
また、多くの場合、学校の寮や先輩から引き継いだ物件など、安全な住居オプションが用意されています。アルファでも現地に留学をしてトラブルに巻き込まれた、という報告は聞いたことがありません。
治安を過度に心配して留学を諦めるのは、キャリアの可能性を狭めることになりかねません。

【Q11: 授業についていけますか？】
A: 十分についていくことができます。特に英語面のキャッチアップの問題はありますが、逆にいうと英語さえ聞き取れるようになれば高GPAを取ることも可能です。アルファでも準日本人で英語も全く話せなかった人が、Dean Listという成績優秀者にノミネートされたことも多々あります。
日本人は一般的に学力が高く、授業への適応力も高いため、心配する必要はありません。むしろ、授業での発表などを通じて着実にスキルアップしていけます。

【Q12: ワーキングホリデーや語学留学ではダメですか？】
A: キャリアアップを目指すのであれば、ワーホリや語学留学だけでは不十分です。採用側からすると「妥協した選択」と見られがちで、外資系企業や日本のトップ企業への就職は難しくなります。ただし、大学院留学の前の英語力強化として語学留学を活用するのは効果的な戦略です。

【Q13: 留学エージェントは利用すべきですか？】
A: 留学エージェントよりも、キャリア全体を見据えたアドバイスができる中立的なアドバイザーを選ぶことをお勧めします。エージェントは提携校への誘導に偏りがちで、必ずしもキャリア全体を見据えたアドバイスができるとは限りません。

【Q14: 卒業時期が遅くなることは問題になりますか？】
A: まったく問題ありません。外資系企業や海外企業では年齢による差別が禁止されており、年齢を聞かれることすらありません。20代後半以降の方でも、専門知識とグローバルな経験を持つ人材として評価されます。

【Q15: 働きながらオンライン留学は可能ですか？】
A: 初めての留学でオンラインは推奨されません。オンライン留学は、すでに留学経験があり、キャリアも確立している人向けです。企業からの評価も対面での留学に比べて低くなりがちです。ただし、留学準備としてオンラインで単位を取得するのは効果的な戦略です。

【Q16: お金がないので一旦就職し、働いてお金を貯めた後に留学する戦略はどうですか？】
A: 可能ではありますが、ベストな選択とは言えません。働いた後に留学すると、トップスクールへの入学や、その後の転職時に競争力で不利になる可能性があります。新卒での海外大学院進学の方が、キャリアの選択肢を広げやすいです。

【Q17: 文系でもコンピューターサイエンス/データサイエンスの大学院に入れますか？】
A: 入学可能です。例えばアルファでお勧めしているのは「NYUタンドンブリッジプログラム」です。これは文系の方向けのテック基礎学力講座のような立ち位置で、様々な恩恵があります。
必要な数学やプログラミングの単位を事前に取得することで、理系の大学院進学も十分可能です。このプログラムは大学４年生から受講することができ、尚且つ良い成績を残すことができればNYU MS Computer Scienceにエスカレーター式に合格できるという大きなメリットがあります。

実際にアルファからもNYU CSに合格したケースというのはたくさんあります。文系の方もアルファに来てトップテックスクール合格を目指しましょう。

【Q18: 親から反対されています】
A: ご家庭の事情は様々かと思いますが、多くの場合費用がそのネックになるケースが多いです。大学院留学の場合、基本的に自分で奨学金を借りることができます。まずは合格を勝ち取り、具体的なプランを示すことで、ご両親の理解を得られるケースも多いです。

【Q19: 内定を蹴って留学して大丈夫ですか？】
A: 現在の内定に満足していない場合、海外大学院留学を通じてキャリアアップを目指すのは有効な選択肢です。実際に、一般企業の内定を辞退して留学し、外資系企業やヘッジファンドに就職するケースも多くあります。

一度就職してしまうと、あなたのキャリアは「色」がつきます。その色を転職で変えることは非常に難しいので、結局MBA留学などによりキャリアチェンジを目指していくしか方法はありません。であれば大学生の段階で留学し、新卒で外資企業や商社などのトップ企業に内定を目指すことをお勧めします。

「留学したいが内定を蹴るのは怖い」というご相談をいただく方の多くは、内定先に満足されていません。内定先に満足されないのであれば、今後の長期的なキャリアを考えて、先に留学することを強くお勧めします。

【Q20: 卒業後の就職活動は本当にうまくいきますか？】
A: 適切な準備と戦略があれば、十分可能です。ただし、留学すれば自動的に良い就職先が見つかるわけではありません。留学中から就活対策を始め、計画的に準備を進めることが成功の鍵となります。

これらの不安は多くの留学希望者が共有するものですが、適切な準備と戦略があれば、すべて克服可能な課題です。大切なのは、自分のキャリアゴールを明確にし、それに向かって計画的に準備を進めていくことです。

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