「男性が立ち上がってスピーチをするとき、他の男は彼の話を聞く。女性が立ち上がってスピーチをするとき、他の男はまず彼女を見て、見た目がよければ話を聞く」

今ほど差別発言が規制されてなかった頃によく聞いた英語のジョークだ。内容はくだらないが、一瞬「いや、ジョークじゃなくない？」と思うこともある。

僕は英会話講師をしているが、ちょっと美人の生徒や面白そうな生徒を教えると時はいつもよりエネルギッシュになる。お姉さんっぽい准教授の授業はパソコンを開かずにずっと集中して聞いているほどだ。

他の男子もそうだと思う。やっぱりルックスは大事。気に入った子がいて友達に「いや〜中身がいいんだよ」って説得しても、面白いぐらいにその子のルックスは中の上であることが多い。

大学2年の時に部活の同期はみんな「かわいいマネージャー」をゲットすることで必死だった。新歓でもかわいい子には新歓後のディナーや週末のボーリングのお誘いがあったが、ルックスにあまり恵まれてなかった子は全く相手にされなかった。当時の僕はひげ面で完全に外国人扱いされていたので、かわいい子を怖がらせてしまうかもしれないと判断され、僕と留学生もう一人が「かわいくない子担当」になってた。それはそれで楽しく盛り上がった。