ニュージーランドから日本へ留学に来た僕は、名古屋市の栄のど真ん中でわりと豪華な3LDKに住んでいる。まー、一人ではなく、アメリカ人とサウジアラビア人とのルームシェアですが。親が日本にないと、留学生は必然的に自立する。家事全般は当たり前。生活費を稼ぐためにバイトを掛け持ちしているやつらもいる。

事情を知ると、日本人はみんな口をそろえてこれを言う。

「一人で全部やってえらいね」

だが、実際えらいのかな？留学生にとってバイトと家事は死活問題だ。生き残るためにやることを「えらい」とは本当は言えないだろう。なぜなら、好きでやっているわけではないから。

確かに自立していると「高橋さん、女子力高い〜♡」とか言われるけど、そもそも出会える時間がない（苦笑）

なぜなら、「全部一人でやる＝他の学生ほど時間がない」

僕の１週間のスケジュールを教えよう。

英会話講師として毎週２５レッスン教えている。１コマ１時間として、毎週２５時間だ。目安として、正社員の労働時間は４０時間が標準だ。そしてTJアドバイザーズの業務もある。MBAを目指す人たちの支援やメールでのやり取り、面接練習や就活ゼミの運営など、さらに毎日２時間から３時間はTJアドバイザーズに時間を費やす。そのうえ、一応大学生なので、大学にも週３回行かなければならない。木曜日は一日中大学だからバイトもできない。そして最後に家事全般と料理だ。手を抜いてコンビニですませることはできるが、それだと卒業時期には朝青龍の体系になっていると思うから自炊は大事！スーパーに行ったりなども結構あっという間に時間が過ぎる。

自分でもタフなスケジュールだと思うが、このスケジュール、実家暮らしだったらかなり変わる。まず、家事と料理をしなくていい。バイトも生活費を稼ぐためではなく、遊ぶためにバイトするので、労働時間もかなり減る。その余った時間を「本当にやりたいこと」に充てられる。僕も早くTodoリストに書いてあることをクリアしていきたい。