アルファメンバーの皆様

謹啓
寒冷の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2025年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。本年も皆様の挑戦をサポートし、より大きな成功へと導けるよう全力を尽くしてまいります。2025年を皆様にとって飛躍の年とすべく、私たちも進化を続けてまいります。

さて、本年の世界経済と皆様のキャリアに関する重要な展望について、以下ご説明申し上げます。

2025年は、日本市場においてグローバル投資家の存在感が一層高まることが予想されます。多くの投資家が日本企業への投資を加速し、経営効率化や株主還元の促進を求める動きが強まるものと考えられます。これに伴い、企業は事業の選択と集中を進め、グローバルな専門人材の採用を積極化すると予測されます。

特に金融業界では、グローバル経験を持つ人材への需要が急速に高まっております。外資系金融機関では、すでに国際経験を持つ人材を重視する採用傾向が顕著となっており、この傾向は今後さらに強まると予想されます。国内大学・大学院卒業のみでは、外資系金融機関への入社が極めて困難な状況となっております。

また、教育分野においても国際化が加速しており、SAPIX等の教育機関では、すでに多くの国際的な人材が学んでおります。政府の留学生促進施策により、若年層からの国際人材の流入は今後も継続すると見込まれます。これらの人材は、多言語対応力と国際的な視野を備えており、グローバル企業にとって極めて魅力的な採用候補となっております。

一方、国内では社会保障費の増加や新たな税負担により、給与水準の維持が困難になることが懸念されます。年金受給開始年齢の後倒しも予想され、将来の生活設計に大きな影響を及ぼす可能性があります。

そのような中、米国では新政権下で大きな改革が進むことが予想されます。政府支出の適正化や、優秀な国際人材の確保に向けた施策が実施される見込みです。特に、米国の大学・大学院卒業者への永住権付与促進は、グローバル人材の獲得競争において大きな転換点となる可能性があります。

このような状況を踏まえ、以下の戦略的方向性を強くお勧め申し上げます：

1. 米国でのキャリア構築
   米国の大学・大学院への進学、および米国企業での就業機会の獲得が、今後の成功において極めて重要となります。特に、コンピューターサイエンス分野での学位取得は、グローバル金融機関やIT企業でのキャリア構築において大きなアドバンテージとなります。

2. 早期からの準備
   20-50代の社会人の方々には米国MBAや米国大学院への留学を、現役大学生には米国大学への編入もしくは大学院進学をお勧めいたします。また、お子様が小中高校生の場合、米国のボーディングスクールやカナダへの留学、そして将来の米国大学進学に向けた準備を開始されることをお勧めいたします。

3. グローバルリーダーシップの追求
   単なる留学や就職ではなく、グローバル企業のCXOを目指した戦略的なキャリアプランの構築が重要となります。今後、世界の優秀な人材が再び米国市場に集中することが予想され、早期の行動が成功の鍵となります。

私どもアルファアドバイザーズは、2025年も引き続き皆様の挑戦を全面的にサポートし、皆様の大きな成長と成功に向けて全力で取り組んでまいります。具体的な留学戦略や、キャリア構築に関する個別のご相談も承っております。

末筆ながら、皆様のさらなるご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

謹白

2025年 元旦

入住壽彦・坂下絵美
アルファアドバイザーズ

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