TJアドバイザーズにおける、「ボスキャリの個別アドバイザリー」が激しさをましている。もう１００名を突破した。マッキンゼーは何人面接に呼ばれてるんだろ。おれがみてるだけでも３人呼ばれてる。。スゴイよなぁ。三菱商事も面接進んでるし、あとはメーカーや金融などもどんどん面接来てる。まぁこの調子だと今年も圧勝ペースですね(^^)

僕も何人かアドバイザリーで面倒見てるんだけど、一人すごい成長率の女の子がいる。（TJアドバイザーズには女子生徒が実は半分います！）この子は海外の大学４年生で周りが全然真面目に就活取り組んで無いからと行ってTJアドバイザーズに飛び込んできた。

最初はなんにも分からず、自己分析って？自己PRって？志望動機って？て感じだったんだけど、まあ兎に角素直で根性が有る。こちらがアドバイスすることを全部吸収して、次の日にはある程度カタチにして持ってくる。その伸び率や、日率２００％くらいのイメージ。

あるとき某企業のESを書いてきた。とても「テキトー」に。
その企業の企業情報や企業分析など全くせずに持ってきたので、ちょっとそれはないかなと思い、詰問した。

・なぜその企業を受けたいのか？
・その企業のどのポジションを受けたいのか？
・なぜか？
・その企業の強みは何か？
・競合はどこで、その競合に対してどこが強くて、どこが弱いのか？
・企業情報や投資家情報は全部見たのか？
・過去５年の決算数値はどうなってる？
・今後の経営計画は？
・社長は誰か？
・理念は何か？共感するか？それはなぜか？
・上場しているのか？もしそうなら株価はいくらで、直近一年の株価推移は？
・株価が下がってるとしたら理由は何か？
・今回ボスキャリで応募しているポジションはどこか？
・それに対して自分はどう貢献できるのか？
・なぜその仕事をしたいのか？　　　　　　　　　などなど

「出直してきます・・」

彼女はそのまま一日音信がなくなり。
そして戻ってきた。

全ての答えを持って。

びっくりした。
全ての答えをかなりキチンと持ってきた。

「ま、まぁ良いと思うよ（汗）自分が全く企業のことを調べずにESを書いていたことをどう思った？」

ぼくはそう聞いた。

「スタートラインにも立っていませんでした。ありがとうございます。引き続き頑張るので鍛えて下さい。ついていきます。」

彼女は間違いなく大成功するだろう。
いまはメーカーを目指しているみたいだが、この成長率だと外資の投資銀行とかでもやっていける気がする。

TJアドバイザーズは単にESだけを教えているわけじゃない。
企業分析の仕方、考え方、論理構築の仕方、主張と根拠の整理の仕方、業界や企業のこと。

何よりもプロフェッショナルとしての心構えを伝えるようにしている。
だからみな強くなる。企業が欲しくてたまらない人になる。

素直じゃない人ももちろんいるが、
やはりそういう人はあまり企業からも好かれていない。

人間素直が一番。
どんどん吸収して、どんどん成長して、どんどん成功して欲しい。