『東大を目指す』は正しい。でも、『東大だけ』では足りない理由」

こんにちは、アルファ・アドバイザーズの坂下です。
東大を目指したい！受験勉強をいつからすればいい？東大を目指すのが厳しそうだから地方国立大学を受験させようかと思っています、浪人しても東大のがいいのか、、そんな進路相談をたくさんいただきます。
今日は、東大現役合格から、コロンビア大学教育大学院留学、そして現在は年間1,000人以上の教育、キャリアを見ている私が、本当にお子様が物心ともに豊かで、人間的魅力のある人生を送るには、という視点でお話します。

最初に申し上げておきたいこと

私も東大卒業生です。
そして今でも「東大を目指すべき」と考えています。
でも、「東大に入学し、東大で学び、東大卒になることがいい」ということではありません。

？？？

と思われた方もいるかもしれません。詳しく書いていきます。

ある衝撃的な事実

先日、こんなデータを目にしました。
「東大卒の55歳時点での平均年収：1,351万円」

正直に申し上げます。
これは、都内で子供2人を私立に通わせ、
それなりの生活をしようと思うと、
かなり切り詰めなければいけない金額です。

私の周りの30代後半の東大卒も、
学費や住宅ローンに追われる人が少なくありません。

では、東大は目指すべきではないのか？

いいえ、むしろ積極的に目指すべきです。
理由は3つ。

1. 東大受験レベルの学力は、どんな道に進んでも武器になる
2. 効率的な学習習慣が身につく
3. 選択肢が広がる

ただし、重要な注意点があります

私の経験（高卒シングルマザー家庭→女子学院→東大→コロンビア大学院）から言えること。

「東大合格」は通過点であって、ゴールではありません。

実際に、私の東大の同級生で、外資系金融に進んだ人は30代前半ですでに年収2000-3000万円。
外資コンサル→MBA→金融→ファンド＠シンガポール年収推定億というひともいます。

MARCHでも、英語力と留学経験があれば、新卒で1300万円からスタートできる時代。

つまり、重要なのは：
「東大を目指すレベルの学力」＋「グローバルな市場価値」
という組み合わせなのです。

具体的な戦略とは？

中学受験期からやっておくべきこと
1. 徹底的な学力の育成
- 東大受験レベルの勉強法
- 効率的な学習習慣
- 深い思考力

1. 並行して始める将来への布石
2. 本質的な英語力の育成
3. グローバルな視野の養成
4. 多様な価値観への接触

よくある誤解

「受験勉強に専念すべき」
↓
それは、古い考え方です。

むしろ：
- 効率的に受験勉強
- 浮いた時間で視野を広げる
- 将来の市場価値を意識

これが、これからの時代の賢い戦略です。

最後に

お子様には、ぜひ東大を目指してほしい。でも、それは「通過点」として。

その先にある
- 世界で戦える力
- 高い市場価値
- 豊かな人生の選択肢

これらを見据えた準備を、
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・効率的な学習法と世界基準の教育を知る専門家
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