日本では中学一年生から高校三年生まで6年間みな英語を学校で学ぶ環境にある。
6年間とはかなり長期間であるが、それにも関わらず、学校の英語教育だけで
英語が流暢に話せるようになる人などいるのだろうか。

まずそんな話は聞いたことがない。
中学一年生の英語の教科書を開いて驚く。
自分が手にした20年前と一切内容が変わっていないことに。
How are you? I'm fine thank you, and you?
未だにこのフレーズが平然と紹介されている。
ネイティブイングリッシュスピーカーにこれについて聞いてみるとなんというかご存じだろうか。
「自分がこれまで生きてきた人生の中でたったの一度もそんなフレーズは言ったことがないねぇ。」
この返答にわたしは後頭部を鈍器で殴られたようなそんな衝撃を味わった。

そんな使えない、死んでいる、腐っている英語を学んでいるのか、私たちは！！
しかも真面目に正直に！！
そんなのは時間の浪費の他ないではないか。